知識その8ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは

ジェネリック薬品とは、最初に開発された薬(先発品・新薬)の特許期間が切れた後、別の製薬会社が同じ成分の薬を製造して販売している物のことで、後から出された薬なので後発品とも呼ばれています。
先発品の薬と主成分、含量も同じだが開発コストが掛からない為、かなりお安く手に入ります。
ジェネリックの薬価は新薬の半値に近く、種類によっては6割・7割安いということもあります。
特許が切れた後、メインの薬効成分を同濃度配合処方し、同じ製法を用いて製造する為、効能、作用は同じ効果が得られます。
例えば錠剤なら、先発品とジェネリック品では見た目は異なります。同じ薬効成分が同量処方されていても、形や大きさ、色が違っていたりします。先発品は刻印を押している物も多く、刻印を押す為に表面にコーテイング剤を使用する為、ジェネリック品と比較すると粒が大きかったりします。メインの成分は先発品と同じ量を配合していますが、その他、添加剤、コーティング剤の違いにより見た目が変わります。この様に見た目や先発かジェネリックかよりも海外製の場合は、本当に海外の製薬メーカーが製造し、同国内で認可が下りた医薬品なのか?が大事なポイントです。